完成前だから撮れた、空間の表情

ホテルのPR映像というと、グランドオープン後に美しく整ったロビーや客室を撮影するのが一般的です。しかし今回は、建設・内装工事がまだ進行中のフェーズから撮影に入らせていただきました。

職人の手が入る前の素材感、施工中の光の回り方、誰もまだ泊まっていない静寂——そういった「完成前にしか存在しない空気」が、カメラを向けるたびに画面の中に宿っていきました。開業後には絶対に撮れない一枚がある。その緊張感が、制作を通じて常にありました。

縦型ショート動画3本、3つの視点

今回制作したのは、Instagram ReelsとYouTube Shortsを想定した縦型の短編映像を3本。それぞれ異なる切り口からホテルの魅力を伝える構成にしています。

SNSで初めてこのホテルを知るユーザーが、スクロールを止めて見入ってしまう——そんな瞬間を作ることを意識しながら、カット割りや音楽のリズム感を設計しました。ホテルの特徴的な円形の建築デザインを意識しながら構図を組み、その曲線美が映像の中で際立つよう撮影しました。

オープン前に映像を仕込む理由

グランドオープンの日に合わせてSNSで映像を一斉公開する——この戦略には、明確な理由があります。新しいホテルに興味を持った人がSNSで検索したとき、すでに美しい映像が複数存在していると、そのホテルへの期待値と信頼感が一気に高まります。

開業前から映像を準備しておくことで、オープン当日の告知投稿に「見せるコンテンツ」が揃います。文字だけの告知より、映像が添えられた投稿の方がエンゲージメントは格段に高い。ホテル側にとって、オープニング期間の集客において映像は強力な武器になります。

12月1日、いよいよグランドオープン

BE WANDER LUST HOTELは、2026年12月1日にグランドオープンを迎えます。建設中の現場に足を運び、完成へと近づいていく空間を見守ってきた者として、この日を心から楽しみにしています。

旅をするように、さまよい、発見する——「BE WANDER LUST」という名が体現する体験が、訪れるすべてのゲストに届くことを願っています。

PRODUCTION NOTE

建設中のホテルでの撮影は、通常の撮影とは異なる制約と可能性があります。床材が養生されていたり、照明器具がまだ取り付けられていない状態での撮影は、自然光と持ち込みの機材で対応。制約があるからこそ生まれる光と影の表情が、映像に独特の質感をもたらしてくれました。

横型PR映像

こちらはBE WANDER LUSTのプロモーションビデオです。